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2026.04.17

介護関連

未経験から取れる介護資格は?おすすめ資格8選と取得方法・費用を解説

「手に職をつけて、将来も安心して働き続けたい」と考え、介護業界に興味を持ったものの、どの資格から取ればよいのか迷っていませんか。費用はどれくらいかかるのか、どれくらいの期間で取れるのか、働きながらでも目指せるのかなど、不安を感じる方は多いはずです。

介護業界では、資格を取ることで給与アップやキャリアアップにつながりやすく、未経験からでも順を追って成長していけます。初任者研修から始めて、実務者研修介護福祉士、さらにケアマネジャーへと、段階的に資格と経験を重ねていくことができます。

このコラムでは、未経験から目指せる介護資格の種類や特徴、取得方法、費用を抑える方法について解説します。資格取得を考えている方は、ぜひ参考にしてください。

未経験から取れる介護資格3選

介護業界には、未経験から段階的にスキルアップを目指せる資格制度があります。ここでは、これから介護の仕事を始める方に向けて、最初に目指したい3つの資格を紹介します。いずれも実務経験がなくても挑戦しやすい資格です。

こちらの記事では、介護士の仕事内容について解説しています。やりがい・大変なところや活かせる資格も取り上げているため、ぜひあわせてご覧ください。

介護職員初任者研修|未経験向け入門資格

介護職員初任者研修は、介護の基礎知識と技術を学ぶ入門資格です。「旧ホームヘルパー2級」にあたり、未経験から介護職を目指す方が、最初に取得を目指しやすい資格です。
受講資格に学歴や経験はなく、誰でも受講できます。カリキュラムは全130時間 で、講義と演習を通して、食事介助や入浴介助などの基本的な介護技術を身につけます。最短1か月 で取得を目指せて、受講費用は5万〜10万円ほどです。

修了試験は筆記形式ですが、講義内容をきちんと理解していれば、合格を目指しやすいとされています。この資格を取得すると、訪問介護で身体介護を担当できるほか、デイサービスや特別養護老人ホームなどでも幅広い業務に携われます。
介護職としての仕事の幅を広げやすくなる資格です。

介護福祉士実務者研修|中級レベル資格

介護福祉士実務者研修は、初任者研修の上位にあたる資格で、より専門的な介護技術を学べます。受講資格に制限はなく、未経験者でも受講できますが、初任者研修を修了している場合は一部の科目が免除されます。カリキュラムは全450時間で、医療的ケアや認知症ケア、サービス提供責任者に必要な知識を学びます。なかでも、喀痰吸引や経管栄養といった医療的ケアの基礎を身につけられる点は大きな特徴です。受講期間は6か月程度が一般的で、通信講座と通学を組み合わせて学ぶケースが多くみられます。

受講費用の目安は、初任者研修修了者で8万〜15万円程度、無資格者で10万〜18万円程度です。スクールでの演習や評価試験(筆記・実技)をクリアすることで修了し、資格を取得できます。
この資格を取得すると、訪問介護事業所でサービス提供責任者として働けるようになります。また、介護福祉士の国家試験を受けるための要件にもなるため、将来的に介護福祉士を目指す方にとって重要なステップです。

国家資格の介護福祉士|キャリアアップ資格

介護福祉士は介護分野で唯一の国家資格です。専門的な知識と技術を持つ介護職として認められる資格であり、介護業界でキャリアアップを目指すうえで欠かせません。
介護福祉士になるには、主に3つのルートがあります。

!実務経験ルート! 介護施設などで3年以上、実働日数540日以上 の実務経験を積み、実務者研修を修了したうえで国家試験に合格する必要があります。

!養成施設ルート! 厚生労働大臣が指定する養成施設を卒業し、国家試験に合格することで取得できます。

!福祉系高校ルート! 福祉系高校を卒業した後、国家試験に合格すると資格を取得できます。

国家試験の合格率は例年70%前後 で推移しており、十分に対策したうえで臨むことが大切です。介護福祉士を取得すると、施設の現場リーダーやユニットリーダーとして活躍しやすくなります。チームの管理や新人教育など、より責任のある業務を任される場面も増えていきます。また、資格手当として月額3万円程度 の給与アップが見込まれます。

介護福祉士のキャリアアップにおすすめ資格4選

介護福祉士を取得した後は、さらに専門性を高めることで、活躍の場を広げられます。ここからは、介護福祉士の次に目指せる4つの資格を紹介します。より専門的な知識や技術を身につけることで、管理職や専門職も目指しやすくなります。

認定介護福祉士|介護現場のリーダー資格

認定介護福祉士は、介護福祉士の上位資格として2015年に創設された民間資格です。介護福祉士として5年以上の実務経験などの要件を満たし、計600時間のカリキュラムを修了したうえで、認定申請・審査を経て取得できます。
この資格では、チームマネジメントや地域包括ケアに関する、より高度な知識を学びます。介護現場のリーダーとして、多職種と連携しながら、施設全体のケアの質を高めていく人材の育成を目的とした資格です。

取得後は、施設内で指導的な立場を担ったり、管理職を目指したりしやすくなります。

介護支援専門員(ケアマネジャー)|介護計画の専門職

介護支援専門員(ケアマネジャー)は、介護が必要な方やその家族の状況を把握し、その人に合った介護サービスを利用できるよう、ケアプランを作成する専門職です。

受験できるのは、介護福祉士などの国家資格を持ち、5年以上かつ900日以上の実務経験がある方です。試験は年1回実施され、合格率は20%前後で推移しており、難易度が高い資格として知られています。ケアマネジャーになると、直接的な身体介護から離れ、利用者と事業所をつなぐ調整役を担います。給与面でも、介護福祉士と比べて月額3万円ほど高くなる傾向があります。

主任ケアマネジャー|ケアマネジャーの指導役

主任ケアマネジャーは、ケアマネジャーの上位資格です。ケアマネジャーとして一定期間の実務経験を積み、主任介護支援専門員研修を修了すると取得できます。

ほかのケアマネジャーへの指導や、対応が難しい事例への支援など、より専門性の高い業務を担います。地域全体の介護支援体制を支える立場でもあり、さらなるキャリアアップを目指すうえで重要な資格です。

認知症ケア専門士|認知症ケアの専門資格

認知症ケア専門士は、認知症ケアに関する高度な知識や技術、倫理観を備えた人材の育成を目的とする民間資格です。受験資格は、認知症ケアに関する実務経験が3年以上あることです。試験は1次試験と、2次試験で構成されており、認知症の方の心理や医学的知識、ケア技術など、幅広い内容が問われます。

高齢化が進む日本では、認知症の方に適切に対応できる人材の必要性が高まっています。この資格を取得すると、認知症ケアの専門性を活かし、施設内で指導的な役割を担いやすくなります。

介護関係の資格を取得するメリット

介護資格を取得するメリットは、給与面だけではありません。ここでは、資格を取ることで得られる5つのメリットを紹介します。資格があると仕事の選択肢が広がり、長く働き続けるうえでも役立ちます。

資格手当で給料アップが期待できる

介護業界では、保有資格に応じて資格手当を支給する施設が多くあります。
厚生労働省の令和6年度介護従事者処遇状況等調査結果でも、無資格者の平均給与が月額約29万円であるのに対し、介護職員初任者研修修了者は約32万5,000円、介護福祉士は約35万円となっており、資格の有無で差が見られます。

資格を取得するごとに、月額数千〜数万円の給与アップが見込めるため、長い目で見ると受講費用を回収しやすくなります。さらに、ケアマネジャーの平均給与は約38万8,000円で、介護福祉士より収入が高い傾向にあります。

出典:厚生労働省「令和6年度介護従事者処遇状況等調査結果の概要」

スキルアップとキャリアアップにつながる

介護資格は、取得した資格が次の資格につながる段階的な仕組みになっています。初任者研修から始まり、実務者研修、介護福祉士、さらに認定介護福祉士やケアマネジャーへと進むことで、無理なくキャリアアップを目指せます。

資格を取得するたびに専門知識が深まり、担当できる業務の幅も広がります。また、施設内での昇進や役職への登用でも、資格の有無が重要な判断材料になることが一般的です。

利用者や患者への理解が深まる

資格取得に向けた学習では、高齢者の心身の特徴や疾患に関する医学的知識、適切なコミュニケーションの取り方などを体系的に学べます。こうした知識が身につくと、利用者の小さな変化にも気づきやすくなり、その場に応じた対応もしやすくなります。

担当できる介護業務の幅が広がる

介護の現場では、持っている資格によって担当できる業務が変わります。資格を取得すると、より専門的な知識や技術が求められる仕事にも携わりやすくなります。

初任者研修を修了すると、訪問介護で身体介護を担当できます。実務者研修を修了すると、サービス提供責任者として配置される道が開けます。

さらに介護福祉士になると、医療的ケアや専門的な介護技術が求められる業務も担いやすくなります。資格を取ることで仕事の幅が広がり、さまざまな経験を積みやすくなります。

応募できる求人が増え就職・転職に有利になる

介護業界では、資格を持っていることで応募できる求人の幅が広がります。とくに訪問介護では、身体介護に対応できる初任者研修以上の資格を持つ方を歓迎する求人が多く見られます。資格があると、より条件のよい職場を選びやすくなります。転職の場面でも強みになり、即戦力として評価されやすくなるでしょう。

さらに、引っ越しやライフステージの変化があっても、資格があれば各地で仕事を探しやすくなります。長く働き続けるうえでの安心感につながる点も、大きなメリットです。

介護資格の取得方法

介護資格の取得方法はいくつかあり、自分の状況に合わせて選べます。ここでは、主な4つの取得方法を紹介します。

福祉系大学・養成施設で資格を取得する

福祉系大学や専門学校などの養成施設を卒業すると、介護福祉士国家試験の受験資格を得られます。卒業によって受験資格を得られるため、進学段階から資格取得を視野に入れて準備できます。

介護スクールで資格取得を目指す

介護職員初任者研修や実務者研修は、民間の介護スクールで受講できます。平日コースや土日コース、夜間コースなどがあり、働きながらでも資格取得を目指しやすい点が特徴です。

独学で資格試験に挑戦する

介護福祉士やケアマネジャーの試験対策は、独学で進めることも可能です。市販のテキストや過去問題集を活用すれば、費用を抑えながら学習を進められます。

働きながら実務経験を積んで取得する

介護施設で働きながら実務経験を積み、資格取得を目指す方法もあります。多くの施設では資格取得支援制度を設けており、受講費用の補助や勤務シフトの調整など、学びやすい環境づくりを行っています。

介護資格の費用を抑える方法

資格取得には一定の費用がかかりますが、支援制度を活用することで負担を抑えられます。ここでは、費用を軽減する2つの方法を紹介します。

国や自治体の支援制度を活用する

ハローワークの職業訓練制度を活用すれば、求職中の方は初任者研修や実務者研修を無料、または低額で受講できる場合があります。また、教育訓練給付金制度を利用すると、受講費用の一部が支給されます。一般教育訓練給付金では、受講費用の20%上限10万円が支給されます。

出典:厚生労働省「教育訓練給付金」

職場の資格取得支援制度を利用する

多くの介護施設では、受講費用の全額または一部を負担したり、受講期間中の勤務シフトを調整したりするなど、働きながら資格取得を目指しやすい環境を整えています。

社会福祉法人晋栄福祉会では、大阪、兵庫、奈良で多数の施設を運営しており、グレードアップ研修やノーリフティング研修など、独自の研修制度も設けています。

まとめ

介護業界では、未経験からでも段階的に資格を取得し、着実にキャリアアップを目指せます。初任者研修から実務者研修、介護福祉士へと進むことで、給与アップや担当できる業務の幅の拡大が期待できます。さらに、国や自治体の支援制度、職場の資格取得支援制度を活用すれば、費用負担も抑えやすくなります。

「手に職をつけて、長く働ける仕事に就きたい」「人の役に立ち、ありがとうと言われる仕事がしたい」と考える方にとって、介護職は有力な選択肢です。

社会福祉法人晋栄福祉会では、未経験から介護職を目指す方も積極的に採用しています。

公益性の高い社会福祉法人として地域に貢献し、働きながら資格取得を目指せる支援体制や段階的に成長できる研修制度を整え、長く安心して活躍できる環境づくりに取り組んでいます。未経験からでも着実に成長を目指せる環境が整っているため、興味のある方はぜひ採用情報ページをご覧ください。

社会福祉法人晋栄福祉会では、介護士の採用情報を公開しています。
大阪・兵庫・奈良エリアにおける各施設の情報を掲載しておりますので、ぜひご覧ください。



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